May 31, 2012

広州 1-0 東京(5月30日) に思う

 確かに相手が上だったかもしれない。
 少なくとも相手にカネがあるのは確か。
 これは今後の日中関係を暗示しているのかも。人口規模だけでも全く違う。
東京は日本のビッグクラブを目指さなければならず、地方都市のチームに対しては選手層を誇らないといけないだろう。でも、中国のビッグクラブを相手にすると、プロビンチアなのかもしれない。
 もっとも、中国は社会主義の負の遺産を抱えているから、日本のような規律を持つことは当面は難しく、そこに日本のチャンスがあるのはサッカーだけではないだろう。

 ところで、米国がTPPに力を入れているのは、実は農業問題や自由貿易ではないのだという内容のTPP 知財戦争の始まりという書籍が。米国に数兆円単位の損害と莫大な雇用の減少をもたらしている最大の「ガン」は、中国の知的財産権侵害であり、WTOが機能しない今、「中国包囲網」の新たな枠組み作りをしようとしているのだという。

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September 12, 2011

競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書) 大竹 文雄 (著)

競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)

 正直、中盤以降中弛みしているように思うが、最初の、日本人が「市場競争嫌いだ」ということに、ショックと危機感を覚えた。ここにも同様のことが書いてあるが、これは大変なことではないかと思うのである。

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July 30, 2011

吉田戦車「逃避めし」

逃避めし

 書籍になってから買ったが、元のここを現在進行形で見たかったものだ。

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April 03, 2011

<反>知的独占 特許と著作権の経済学

 〈反〉知的独占 ―特許と著作権の経済学

 いろいろあるだろうけれど、一度は読んでおいて損はない本と断言。
日頃から、両側面から考えるという習慣が必要なのだと。知財の人も、普段思考停止、スキップしていることを考えるきっかけになればいいのだと。

 まず、この本は、経済政策の本であって、経営学の本ではないというところが大前提。つまり、「知財立国」に物申しても、企業の「知財経営」を否定するものではない。ひょっとすると、経済政策としては、震災からの復興時は「アンチパテント」のほうがいいのかもしれないと思うのだが、いかがだろうか? 逆に知財制度にある「反公共性」のようなものを、「権利の濫用(広く考えるべきかも)」とならない範囲で経営に活用すればいいのである。

 さて、この本では、特許と著作権の制度を否定しているが、商標については肯定的。
したがって、特許の件数が少ない製造業で商標をやっている者にとっては、一種「対岸の火事」のようなところもあるかもしれない。立場上、特に、著作権については、著者のいうところは理解できるところも少なくないのである。
 でも、商標をやっていて思うのは、「ブランド基本法」なのに、「ブランド論」の人たちとの距離の遠さ、知財と経済系・経営系との距離はもっと縮めないといけないし、そのためには我々も工夫しないといけないのであろう。知財の人々は、法律系もあるのだが、もっと経済系・経営系との交流を深めないといけないのである。

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February 10, 2011

小野 昌延,竹内 耕三編 商標制度の新しい潮流

商標制度の新しい潮流―小売等役務商標制度、地域団体商標制度、立体商標、非伝統的商標

久しぶりに青林書院から。まだ読みかけだが、なかなかよさそうだ。関西系の商標弁護士・弁理士の大御所が一同に介した匿名座談会もある。名古屋の人、京都の人を考慮し、話している回数や、本書の他の論文の言葉使いを考えるなどすると、この匿名の10人(A~J)を当てることもあながち不可能ではなさそうだが、懸賞金も出ないので、やめておこう。

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December 31, 2010

今年も終わり

 人生半世紀、会社も四半世紀の2010年だったが、チームはJ2、仕事もよくないこともあったけれど、刺激ももらって、チーム同様、来年と再来年で一頑張りしようかと思う。
 でも、チームも自分も、「楽しむ」ことも忘れてはいけないと思うのである。

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December 05, 2010

稲森謙太郎「女子大生マイの特許ファイル」

女子大生マイの特許ファイル

 稲森謙太郎氏の三作目。一般向けの分かりやすい特許入門。「誤解を恐れずに言えば、この分野の本は『お堅い本』『退屈な本』『専門家以外には何が書いてあるのかよくわからない本』がほとんどです。(略)知的財産権の分野には、なぜ『楽しい』入門書が見当たらないのだろう? 筆者は常々そう思っていました。」という力強い前書きに負けない内容となっていると思う。

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中西茂 「異端の系譜」

異端の系譜―慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (中公新書ラクレ)

 慶応SFCについての本。SFCでは、本書でも「ツイッター授業」を紹介されている松倉秀実弁理士に呼ばれ、一度だけいい加減な話をしたことがあるが、学生が明るく前向きという印象である。

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津田大介+牧村謙一 「未来型サバイバル音楽論」

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
 読了。音楽ビジネス、著作権、いろいろ考えさせられる。

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November 28, 2010

野口祐子:デジタル時代の著作権

 デジタル時代の著作権 (ちくま新書)は、「法律の人」だけでなく、「ビジネスの人」にも理解し易い内容であると思う。あと、「コンプライアンスの人」にも勧めることができる。おそらく現在のよくあるコンプライアンスの行き方では、解決のできない問題があることを実感できるのではないだろうか?

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