February 11, 2008

図書館

 三連休だったが、人間ドックや複数の「宿題」のようなものに追われ、辛うじて休日の日課のジョギングを少しする程度で、小平にも行けず。
 「判例時報」で掲載を確認したい事件があり、東京都公立図書館横断検索で所蔵を調べたら、幡ヶ谷の私に手頃で、当該誌を貸し出していないということで、勝手知ったる調布市中央図書館に約5年半ぶりに行ってきた。実は1冊だけ館内で行方不明(誰かが読んでいる最中?)のものがあって、この点だけは何ともならなかったが、ほぼ目的を達することができた。「判例タイムズ」なら、どの号に何が掲載されているのかは、ネットで調べられるのだけれどね…
 自分のためにも、たまには世のため、人のためにも、図書館は積極的・効果的に使わなければ。もっとも、「今の若い人」は、そういう教育をばっちりと受けているのかもしれないね。
 帰りに調布パルコの地下で買い物。ここ数年、ワインや日本酒が充実してきたし、ちょっとしたお遣い物が豊富なことに改めて気づく。本屋もレコード屋も服屋もカバン屋もあるし、ここへ歩いて来られた時代が懐かしくなった。今後も試合後に、たまには寄ることにしたい。

<追記>
 この図書館では、ある時期を過ぎると判例時報の貸し出しをすることが分かった。幸運にも、その号の目次はこのblogに掲載されていたので、他で調べる必要がなくなったのであった。いずれにしろ、たまには図書館、いいものです。できれば図書館の隣に住んで自宅勤務したい。

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December 22, 2007

岡本薫 「著作権とのつきあい方」

 副題っぽく、「活字文化・出版関係者のために」とあるが、出版関係者でなくても、なんで最近著作権の揉め事が多いのかと思う方にお勧め。かなり易しく書かれている本だと思う。たとえが変だとか、理論的におかしい点があると言っている人もいるが、そんなのは些細な点であり、それ以上のものがあると思う。もっともこの人は、元文化庁著作権課長なのだけどね…
 しかし、元著作権課長が、こんなに可笑しくてカゲキな専門書(?)を書いていいのかというような痛快な語り口が、この本の最大の特徴である。その当時から、「悪たれ小僧」がそのまま大きくなったようだと思っていた。歯に衣(きぬ)を着せぬ大胆な発言で、たぶん敵も多かったと思うが、「悪党好き」にはたまらなく魅力的に映ったのだった。
 さて、本書には「『全員不満』で当たり前」とあるのだが、どうして当たり前なのか、それは読んでのお楽しみというところだろう。ここに、著作権をめぐる昨今の不毛な(あって当然?)議論の根源があるような気がするのである。
 追伸。コピーライターというのは、コピーライトのない言葉を選択(創作???)する人のことを言うのでしょうか? (命が危なくなるような発言)

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November 01, 2007

色彩商標

 財団法人知的財産研究所の人が色彩・音響・匂いなどの商標についてヒアリングに来たので、エル・ゴラッソのピンクは色彩商標として登録されるべきものではないかと答えておいた。実にお節介な話だ。

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October 29, 2007

102歳の嫉妬/鎌田孝志

 ここは一応匿名だから、家族が書いた本も、自分自身が関わった本も紹介したことはないのだけれど、友人の書いた介護をテーマとしたこの本は、知らないことがたくさん書いてあり、見えなかったものが少し見えて来たので取り上げた。
 まだまだ手探り状態だけれど、未来は必ずしも暗くない。

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October 04, 2007

エルサルバドル、中米一の経済・インフラが振興、新鮮さ売りに需要喚起へ

 日刊トラベルビジョンより。
「同国は1992年に終結した内戦以降、再建に取り組み、GDP成長率は05年が19%、06年が17%と世界平均の4%より大きく突出。」

 長倉洋海の「ヘスースとフランシスコ」に出てくるエルサルバドルも事実。

 P.J.O'Rourke「楽しい地獄旅行」のそれもそれ。

 オリバー・ストーンの「サルバドル/遥かなる日々」は、本当に悲しい映画だったが、これだって、一つの事実を切り取っているだろう。

 私の短い旅だって、少しは…

 いずれにしろ、魅力あふれる国であることは間違いがないし、和平後にゲリラを警官にするなどして、それなりの雇用を確保し、あの悲惨な内戦から短期間で立ち直った英知は大いに賞賛に値すると思うのだが、この点について報じたものが少なすぎるような気がするのである。

 そういえば、Jリーグが開幕した年、横浜フリューゲルスには、元エルサルバドル代表のチェローナという選手がいたのであった。もう覚えている人はほとんどいないだろうけれど。

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January 28, 2007

宮武久佳「知的財産と創造性」

 とあるところで名刺交換したら、本を出したからという案内をもらい、翌日書店で買って読んでみたら、結構いい本だった。ここのことなど言ってないのだけど…
 どちらかというと、著作権を中心に、創作者側から語られる知的財産の世界が、時事問題や歴史的な出来事を上手く配し、しかも専門語をあまり使わずに書かれているのですんなりと入って行き易い。
 著作権関係の書籍だと評価が甘くなるのは、私自身が勉強不足な分野だからかもしれないが、チャンスがあったらご一読をお勧めしたい本である。
 そうそう、この人、実は「FIFAワールドカップ日本組織委員会チーフ・プレスオフィサー」だったのである。

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October 09, 2006

食い物のことで悩んだら…

 嘘でも「危険だ」と言わなければ、グルメ以外の「食べ物本」については商売にならない中、これだけ真摯で科学的なものは少ないと思う。渡辺宏という人の「安心!?食べ物情報」のサイトと「『食の安全』心配御無用!」 という本である。もともと生協で商品開発をされていた方のようである。
 ウェブサイトだけでもしばらく読めば、巷でこれまで出ているものとの違いが分かると思う。「食育」といわれる要素の一つとして、こういう「インチキ批評ではないもの」の市場が成立することも、必要なのではないか。もちろんここでも何でも大丈夫といっている訳ではないが、きちんとした根拠もなく危機感だけ煽っているものが少なくないということも否定できないと思うのである。まあ、これだけまともに書いたら、面白くないから売れないかもしれないけれどね。お店をやっている人にもお勧めできるものだと思う。

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May 26, 2005

浅田真樹「2度目のワールドユースに挑む大熊キヨシズムに迫る」

 Sportiva 7月号 集英社

 はたして東京サポーターを狙ったものなのかどうかが分らないが、それなりに読ませる。なぜクマのチームが勝負強いのかが分るような気がする。
 620円はちょっと高いけれど… 他に名波と山口の対談等の代表関連の記事も、懐かしくて「代表モード」になりそうになるのだ。

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May 19, 2005

玉村豊男「回転スシ世界一周」

 玉村豊男「回転スシ世界一周」 知恵の森文庫 2004/05
 実は友人から貰った本で、あまり期待していなかったのだけど、読んでみたら素晴らしく面白かった。
"Sushi"の世界への広まりもあるが、新規事業の若手経営者のベンチャー心のようなものが面白かったのだ。欲をいえば、元から生の魚を結構食べ、寿司屋も結構存在する南米も取材してもらいたかったけれど…

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February 19, 2005

図書館からの帰り道

 予約していた本が入ったという連絡メールが入ったので、久しぶりに図書館に行ってきた。ぶらっと見ると、他にも読みたい本が見つかり、合計3冊の本を借りて帰る。ここ十数年で、図書館は蔵書目録のコンピューター化とネットワーク化で、ずいぶんと便利になった()。ネット検索と図書館とが、知りたいことを知らしめてくれる上で果たしてくれる役割は大きい。
 さて、図書館は出版業にとって最大の脅威であり、著作権法で貸本屋と同様までとは行かなくても、ある程度規制すべきだという意見もあるようだが、少なくとも著作権法が、構造不況業種を直接的に保護する産業法ではないことだけは、「著作者の権利」とあるとはいえ、1条を見るだけで明らかである。まあ、「文化を産み出す著作者を助けるためには出版社も」とか、「これで売上・利益がいくら落ちた」とか、いろんなことがあり、私にも認識不足があるとは思うが、少なくとも小学生の頃、毎日のように学校の図書館で小説を借りていた身としては、感覚的なものとして、「図書館規制論」には賛同できないものがある。また、ダメな大学生だった私にはあまり実感がないが、卒論を書くときだって、大量の書籍を読んだ人ならそうだろう。また、中身がいい(単に私が読みたい)ものでも、市場戦略に失敗したような本の数々は、図書館やネットも含めた古書店でしか手に取ることができない。(これもネットによって飛躍的に便利になった。)。今後技術やネットワークの進歩によって解決できる部分もたくさんあると思っているが、たとえば絶版本の複製権なんてのは、著作権切れのものと同様にまでしろとは言わないが、もう少し柔軟に考えられないものかとも思うのである。著作者には利益を還流させてもいいけれど、絶版させた出版社の取り分は要らないと思うのだ。もちろん著作権は譲渡ができますけどね。
 とはいえ、私個人はたとえば自分の「土俵」である知財やサッカーの分野で、図書館で本を借りることは「試し」以外にはほとんどないし、旅についても、行く前に大量に借りることはあっても、最終的には行くところのガイドブックは買うのが普通だ。また、ベストセラーなんてめったに読まないし、ましてや発売時に図書館に予約するなんてこともしたことがない。一般論として、結構そういう利用のされ方も多く、図書館にベストセラーの冊数が多すぎるというのは正しいかもしれない。結局のところ、著作権には「哲学」が要るのだが、まだ未確立、しかもそれは日本だけのことではないのだろう。
 もっとも、仮に広いところに住んでいて、もっとお金もあれば、何も考えずに何とか全集とかを全部買って並べて、悦びに浸っているのかもしれない。かなり収集癖のあるほうでもあるので…

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