G大阪 2-2 東京 消化試合としては合格か (11月24日)
「確認中」だが、おそらく2003年の「松代デー」以来の万博。相手は降格危機だがこちらは消化試合ということで、「執念と思い切りとのぶつかり合い」となった。
ということで、行き方もよく覚えていなかったが、千里中央からのモノレール、途中で乗り換えてスタジアムへ。悪いけれど、J2規格とは言わないが、少なくとも優勝争いするようなチームのものではない。
試合前の選手紹介。藤ヶ谷には拍手、今野にブーイング、扇谷に「えー?」。
太田のミドルでのろしを上げた東京はボールを支配し、太田のクロスを逆サイドから徳永が豪快にボレーで決めて先制。
その後もチャンスを作るが、2点目を取れなかったのが大きかった。セットプレーから米本のマークを外した家長に、ダイビングヘッドで決められる。前半はそのまま終了。ガンバサポーターの元気を取り戻させてしまった。
後半キックオフ直後、千真、GKをかわして角度のないところから打つが、ポストに当たり、フォローしたルーカスも外してしまう。その後も東京ペースだったが、スキをつかれ、二列目から詰めた家長に決められる。
その後、最後のところでパスミスが目立つ梶山を石川に交代。さらにアーリアをネマに交代して攻勢を強める。アーリアの途中交代は極めて珍しく(途中退場は何度もあるが)、監督の決断だったのだろう。この後、両サイドを大きく使えるようになり、面白いサッカーになってきた。そして、太田のクロスにネマがシュート。決まったかと思ったが、バーに当たり、こぼれに猛然と詰めた千真が決めて同点。それからも東京が押しまくったが、試合はそのまま終了。
ガンバはたまったものではなかったかもしれないが、東京は完全に消化試合で、思い切ったプレーが多かった。また、サイドハーフの石川と草民をルーカスとアーリアにして、ボランチに米本、トップに千真を入れたのがはまった。千真のところでよくボールが収まり、米本もパスミスが多いのは相変わらずだが、相手の攻撃の出鼻をくじくというところで機能していた。
勝てなかったのは残念だが、勝たなければならなかった試合は他にもあり、仮にこの試合がそんなものだったら負けていたのであろうと思う。鳥栖が3位ということで、悪いけれど、戦い方によっては来年アジアにいけたはず。
試合後に旧知に会ったり、久しぶりに(といっても昨年天皇杯で長居には行ったが)大阪の街を味わえたりしたのには満足。広島の優勝が決まったが、最後の仙台戦も消化試合となったが、ホームなので、今年最高の試合を見せて欲しい。
あ、扇谷主審はこの日1枚もカードを出さず、いいレフェリングだったと思います。
Comments