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December 05, 2010

稲森謙太郎「女子大生マイの特許ファイル」

女子大生マイの特許ファイル

 稲森謙太郎氏の三作目。一般向けの分かりやすい特許入門。「誤解を恐れずに言えば、この分野の本は『お堅い本』『退屈な本』『専門家以外には何が書いてあるのかよくわからない本』がほとんどです。(略)知的財産権の分野には、なぜ『楽しい』入門書が見当たらないのだろう? 筆者は常々そう思っていました。」という力強い前書きに負けない内容となっていると思う。

 この方、今後たとえば「ニュース解説」で判決へのコメントを求められるようなケースが増えると思うが、そのようなときにもペンネームを使うのだろうか? 弁理士として書くほうがいい場合には、悩ましいことになりそうだ。「ブランドマネジメント」を考えることが必要なのかも。
 さて、ブランドついでだが、本書も含め、特許については他にも研究・開発者向けの入門書があるのに比べ、商品・事業開発・ブランドマネジメント向けの商標の本というのはあまり無いような気がする。一般人向けの知財情報の発信も、「知財立国」の重要なテーマであると思うのだが、まだまだなのではないか?

 東京の試合をアウェイまで見に行くと、読書がすすむ。いいのか悪いのか…

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