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February 04, 2010

著作権法の目指すべき方向が見えてきた

 2冊を連続して読了。著作権法は、もはや文化法ではなく経済法であるべきと思わされる(1)と、今後著作権法がどちらへ行くべきかを確信させる(2)。いずれも素晴らしい。
 実は映画を見なくなって久しいのだが、(1)を読んでいると、音楽については特に納得させられる。また、表現の自由や、批評等を通じて、文化がより豊かになって行くということが理解できるのである。
 (2)との関連でいうと、かつて、とある地域の組合まわりから、擬似著作権をふっかけられたことがあった。「モノのパブリシティが認められてないことは、最高裁の判例だ!」と判決文を叩きつけてやりたかったが、その地域の某社の売り上げがばったり落ちたら不味いので、がまんしてのらりくらりとやったことがある。今度そんな目に合いそうになったら、この本を叩きつけてやるか? 「720円+税」で済むのであれば…
 「帯や編集者の思惑とはちょっと違う中身が嬉しい」と、ちょっと危険なことを言ってみる。

(1)コンテンツ産業論―文化創造の経済・法・マネジメント (河島伸子 2009 ミネルヴァ書房)

(2)著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A) (福井健策 2010)

 著作権法が逆の方向へ行ってしまえば、更に経済が悪くなり、国際競争力を失うことは必至。文化庁もそういう視点で動いて欲しいものだと思うのである。

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