« 近況 | Main | 横浜M戦 »

August 10, 2009

裁判員制度など

 逆転判決等が出ると、必ず原審の裁判官が非難されるが、それは正しくないと思う。むしろ、裁判官にきちんと伝えることができなかった、原審の被告の代理人の対応に問題があるケースが少なくないのではないか。言ってみれば、得意先にメッセージを伝えきれない、「売れない営業」みたいな代理人だといえる。勝率が悪い人ほど裁判官の悪口をいうようだ。スポーツの審判と違って、裁判官は現場で見ていないのだから、代理人の伝達能力は重要なはずである。
 ましてや裁判員制度。一般市民に分かりやすく説明することが全て。映画の米国弁護士の振る舞いは嘘だと思うけれど、これからは、よりプレゼン能力を持った弁護士が必要になってくる。だからメディアも我々も、「審判(裁判官)批判」だけでなく、プレーヤー(代理人弁護士)をもっと見極めなければいけなのだと思う。「逆転勝ち」はスポーツと違って、基本的には格好悪いものだと言っても過言ではない。でも、代理人次第で勝ち負けがひっくり返るようなこともほとんどなく、そんなにあってはならないと思うけれどね。

|

« 近況 | Main | 横浜M戦 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74016/45890606

Listed below are links to weblogs that reference 裁判員制度など:

« 近況 | Main | 横浜M戦 »