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May 18, 2009

著作権法学会2009年度研究大会

 実は、都合があって、最初の田村善之先生の話だけ聞いて退出したのだが、久しぶりに(無邪気に?)感動してしまった。以下、理解が浅いかもしれないけれど、こんな話だったのではないかと思う。

 知的創作は人の行為と分離することができないから、知的財産権は人の行為を制約する権利だといえる。したがって、人が何かを創作したというだけで、他者の自由を制約することを正当化することは困難。権利者自身だけでなく、社会的な利益に資するかどうかを考えるべき。
 しかし、このようなことの検証は困難で、「民主的に決定したのだからよしとする」という「プロセスの正当性」を持ち出さざるを得なくなる。このような場合、多数の者に広範に拡散している利益ほど、政策形成過程に反映されることが少なく、少数の者に集中している利益ほど反映されがち。
 司法に期待するのは、政策形成過程のバイアスを解消すること(権利の過度な行使をさせないことか?)である。知的財産法で規律されていない行為を、一般不法行為により規制することには慎重であるべき。

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