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June 28, 2007

マグライト、立体商標事件

 マグライト・立体商標事件 知財高判 平成19年6月27日 〔平18(行ケ)10555〕
 「長期間にわたって,そのデザインの優秀性を強調する大規模な広告宣伝を行い,多数の商品が販売された結果,需要者において商品の形状を他社製品と区別する指標として認識するに至っているものと認めるのが相当である」ということで、立体商標の登録を認めなかった審決が取消された。今後登録されることになりそうな訳であるが、立体商標に関する歴史的な判決であることは間違いがないだろう。
 さて、図面は「ここ」に判決に出てきた出願番号「2001-3358」を入力すれば見ることができるが、意外に知られていないのは「審決速報」に審判番号「2003-2070」を入れると、しばらくの間だけ、取り消し前の審決を読むことができるという点かもしれない。
 一般的には、これが意匠ではなくて「商標」であり、永久権であるという点が面白いのではないだろうか?

 

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June 21, 2007

青森の酒

 最近のお気に入りは「陸奥八仙(八戸酒造)」なのであるが、よくよく調べると、ここはもともと八戸酒類から独立した陸奥男山の会社なのであった。最近では「菊駒」を八戸酒類が使えなくなった問題もある。戦後統合され、酒類製造免許も一本化されたが、分裂が始まったようである。そこで商標の争いの形となってしまうのは、辛いものである。
 だからという訳ではないが、昨日は試合の後、この2つを調布の川上で飲んだのであった。
 

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東京 2-1 甲府 ゴングに救われる(6月20日)

 ノリオが体を反転させながら撃ったシュートが、点が取れないもどかしさを破るかのように、あっけなくネットを揺らして先制したのが前半。後半になっても初めはまあいい調子だったが、決定機を川口が逃してからちょっとおかしくなった。リチェーリを川口に代えて投入し、その後、梶山のパスから左サイドに出た福西がシュートを撃ち、こぼれルーカスがごっつあんで決めたときには楽勝の予感もしたが、その後、足が止まってしまう。
 そして、徳永のところからボールを奪われ、最後は相手の右サイドでフリーになった茂原にきちんと決められてしまった。徳永は「やればできる選手」なだけに、ときに気が抜けたように見えるプレーが、見ていてすごくやるせないのである。
 その後、リチェーリがゴールエリア内でのシミュレーションを取られ、2枚目のイエローで退場。前にも無駄なカードを貰っていた上に、これでは大迷惑である。平山も使い難くなってしまったではないか!
 10人となった東京は、最も走り回れる選手を、最も走り回れない選手と交代という意図か、福西を栗澤に交代。イエローを貰いながらも守備を活性化させる。その後も落ち着かない展開であったが、土肥のセーブにも助けられ、甲府は茂原が退場になって双方10人。主審家本ということで、試合前に「終了時、選手は何人でしょう?」と言ったら、「20人」と言った人がおり、見事に正解なのであった。
 相手も10人になったので、かえって甘さが出るのかもしれないと思ったが、茂庭を投入して時間を稼ぎ、何とか試合を終わらせて逃げ切ることができたのである。とても優勝争いできるチームには見えなかった。
 ところで、茂原は、J2の川崎の時代には、やたら激高する選手で、前半で石崎監督が交代させたのを見たことがある。せっかく甲府で大きく成長できたのだから、もう一度大いに反省してやり直さないと、サッカーをする歓びを奪われてしまう可能性があると自覚すべきである。ここで書いても仕方ないけどね。
 最後に、この日、新潟には劣るものの、駒場を上回る1万7千人ということで、「仕事よりも東京」を実感できたのであった。やっぱりこの歌は東京らしくていいな。

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June 19, 2007

知財人材育成

 知的財産推進計画2007でも、人材育成は重要なテーマとして取り上げられいる。今や「人材」ではなく「人財」だという議論はさておき、知財の世界で最も育成すべき(最も欠落している)のは、まともに判決読んで取材して、間違いのない記事を書けるまともな新聞記者であると、とある場で強く感じた。
 それこそ「役人」だって、行政も裁判所も国際競争もあるのでそれなりに頑張っているし、民間企業(知財部門・経営・開発部門)や大学だって努力して、少しは進歩している。ところが、10年前とほとんど変っていないのが、マスメディアではないだろうか? 記事レベルだけでなく、著作権まわりでいえば既得権を守ることだけを考え、利用者とメリットを共有することを考えていない新聞社や放送局は、「役人以下」で、昔のソ連並みとしか言いようがない。彼らをどうやって変えるのかが、知財推進計画で取り上げられるべきではないかと思う。マスメディアを民営化して市場経済を入れないとダメなんだろうと思ったが、あれ? ここはどこ? 
 再販制度を廃止するという「劇薬」は、当然マスメディアの世界では抹殺された言論だが、ひょっとすると公共機関の民営化と等しいレベルに過ぎない、一つの考慮すべき選択肢だと思えて来るのである。小泉的な言いまわしを借りれば、彼らこそが「最大かつ最後の抵抗勢力」なのかもしれない。

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June 17, 2007

東京 0-2 浦和 危機意識の差

 負けると優勝争いから大きく後退するので踏みとどまりたいチームと、勝っても負けても順位が変らそうなチームとの、試合への取組みの差が出た。
 よくよく考えなくても、東京のチーム経営上、たとえば今後の動員はもちろんだし、もっと先のことを考えても、ここだけは絶対に負けてはならなかったはずで、そのことがチーム内部で徹底されていなかったようだ。内容でなく勝利が必要な、トーナメントのような気持ち、監督のクビをかけるぐらいのことが必要な試合だったはずである。でも、そうならなかった以上、結果責任は、監督にある。取組の問題というのは、開始直後、一部の選手に緩慢なところがあったということである。
 さて、そろそろ「中間決算」。ナビスコがあるけれど、まずはリーグ戦だけで評価したい。確かに茂庭・エバウド・ワンチョペ・石川・その他のCB控え陣等の誤算もあったけれど、選手個人とフィジカルコーチだけの問題ではなく、何度も繰り返すが、未だにチーム作りがキャンプ時レベルということが不味いのだと思う。今日はチームっぽくパスがよく回るときもあったけれどね。でも昨年結果を出しつつあった平山も、ワンチョペも機能しないというのは、チーム作りの問題でなければ何なのか、教えてもらいたいものである。

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June 12, 2007

清水 1-3 東京 強烈、ノリカル砲(6月10日)

 ボールはうなりをあげ、約25メートル先のゴール左に突き刺さる。うなだれるGK西部の横にネットの反動でボールが戻ってくるほどの強烈ミドルで先制した。(報知新聞

 記者は本当にうなりを聞いたのか? そして、まだ確認してないけれど、シュートはGKの指を弾いて入ったから、反動でボールが戻ってくることもなかったと思う。
 というようなツッコミが無粋になるような、どうやってあの強烈さを伝えようかと思えば、たとえ嘘に近いようなどんな「文学的」な表現も許されるような、快感溢れるゴールだった。
 兵働のミドルも敵ながらあっぱれ、先制前のヘッドが決まったかと思ったらオフサイド。追加点を狙った梶山のシュートが切れたのは惜しく、後半始まったばかりの左サイドからのノリオのシュートも切れるかと思ったが見事にゴールなのであった。この後一進一退が続いたが、福西がうまくゲームをコントロールし、急ぐべきでないところを諌めているように見えたのだが違ったのだろうか? そして、交代の馬場も干され気味だったが、見事なミドル、バーをかすめて下に落ちたボールがGKに当たって入る。ここの石川の得点を思い出したが、あれは左足だったようだ。
 これで行けると思い、あとは平山・森村の登場を待つだけだと思ったが、監督はもっと慎重だった。使ったのは浅利。攻撃参加もあった。さらに残り時間が少ない中での茂庭の投入は、次を考えたということでは理解できるが、もっと早く入れてもよかったのではなかったか? 試合の流れを保つための采配なのであろう。
 さて、清水も千葉や横浜同様、相手のよさを消すよりも自分のサッカーをするチームだと思うので、東京の戦い方がはまった感もある。名古屋戦も見ていないので、よく分からないというのも本音だが、これからよくなって行くのだろうか?

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June 02, 2007

アマラオ

アマラオ氏がアンバサダー 日本サッカー協会
田嶋専務理事は「彼にやってもらおうということで選定方法を見直した」[ 時事通信 2007年5月18日 19:01 ]

 たまたま「空いている人」が選ばれたのかもしれないけれど、嬉しい話である。関連記事がないのでリンクは貼らないが、「エル・ゴラッソ」や「サッカーダイジェスト」の関連インタビューも泣けるものであった。

 彼が認められたということは、東京ガスからJ2のFC東京に至るまでの、一連の観客千人ぐらいの試合の価値も、十分に認められたといえるだろう。だから、私は「98年組」に過ぎないけれど、それでもその一員として、素直に自分のことにように嬉しいのである。

 本当は、もはやアマラオの時代ではなく、新しい東京を見なければいけないのだろう。アマラオは生きているけれど、今後プレーすることはない訳で、これから東京を見る人は、彼のプレーを「原体験」することができないからである。我々が、「むかしむかし、東京には…」と伝承しようとしても、相手にされない時代も来るのかもしれない。ということで、先人として、明治(大正かな?)生まれの気骨ある老人のように、我々「アマラオ世代」は、過去を懐かしむだけでなく、もっと気丈に振舞わなければならないのだけれど、今期のここまでの成績を考えれば、過去のノスタルジーへの傾倒、その他全ての逃避行動を否定するのも酷だと思うのである。

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