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April 29, 2007

「あり得ない!」がある

 ~同じ日に、ほとんど同じ商標の出願があり、うっかり両方とも登録となってしまった事例~

 食品のとある業界の大手2社が、ほとんど全く同じ商標を、同じ日に出願した。季節的なものはあるけれど、こんな「偶然の一致」があり得るのかと思えるほどのものである。さらに、このような場合、特許庁は協議命令を出し、ダメならくじ引きにしなければならないところを、2件とも登録。これを類似でないと判断することは困難であり、明らかなる見落としであって、こんな手違いは万に一つもあり得ないもの。確かに審査を早く行うと、出願日が近いものを見落とすリスクはあり(人間だもの!)、おそらく、後から審査した人は、気がついたけれど、目をつぶった(つぶらざるを得なかった)のかもしれない。
 ところが、後からまたほぼ同じものを出願した者が現れたから、話は厄介になった。この会社は、上記の2件を類似として登録を拒絶されたため、「何で他人の同じものが2件あるんだ。」ということで、「2件とも登録無効だ」と争ったが、特許庁も知財高裁も、「先の2件を消して、貴方に権利を与えることはできないよ。」と認めなかったものである(知財高裁の判決が26日)。
 偶然の一致に審査ミスが重なり、小説にもならないようなものが出来上がってしまった。後から出願した者の立場に立てば、2社に金払ってライセンス受けるのも不合理だし…
 まあ、以下の判決には商標の画像や当事者名も入っているから、見てやってください。
 それぞれの会社の立場だったら、どう仕事をすべきだったかなど、議論は尽きないだろう。真面目な話、法改正も要るのかも。

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070427140319.pdf

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070427140125.pdf

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April 22, 2007

東京 2-0 山形 (サテライト) 

 選手入場と同時にスタジアムに入った。芝は悪いがメンバーは豪華。スタメンのうち半数に、オリンピック代表3人と茂庭とブラジル人が2人が含まれているからである。
 でも、前半は0-0で見所少なかった。後半、相手のGKが交代したが、それで初めて遠藤大志が出ていたことを知る。前田和也が出ていたのを知ったのは終了後だった。スタメン発表の時までに行くんだったな。
 後半開始直後に、赤嶺からのクロスに平山が頭で合わせて得点し、後半の半ば頃にもコーナーキックをエバウドがヘッドで合わせ、ゴールライン上でクリアしたボールを森村がキープして、DFとGKを落ち着いてかわして加点。
 茂庭はピンチも一度ぐらいで、まあ無難に。エバウドは元気だった。特筆すべきは右サイドバックの小山で、鋭い上がりを繰り返していた。まだまだ通用しない点もあるとは思うけれど、ナビスコあたりでデビューさせるかもしれない勢い。GK阿部も無難。そして、サテライトともなると、梶山(キャプテンマーク)のキープ力は際立ち、ガーロでさえも彼の起用にこだわった理由が分かったような気がした。強風でパスが流れる中、リチェーリはドリブル突破を繰り返したがやや空回り。平山・伊野波は流している印象。赤嶺も後半は貢献。

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東京 1-0 横浜FC まだ始まっていない(4月21日)

 今回も競技場に着いたのは後半で、得点(あとでテレビで確認したが、セットプレーの流れで今野が残っていたのが幸いしたね。)の後。しかも国立の横浜FC戦のチケットを持ってきてしまったので、30分の試合を見るのに2千円を払うはめになった。ということで慌ててゴール裏の後ろの方に入り込んだら、元スタッフの某氏とばったり。ちょっと懐かしい話を…
 試合は横浜FCの拙攻にも助けられ、ほぼ危なげなく進んだが、いい内容とはとてもいえず、開幕前のプレシーズンマッチでこの状態ならという感じ。だから「まだ始まっていない」レベルなのである。
 栗澤あたりの機転の効くプレーってのが、「標準」になって来ないとチームとしては機能しないのではないかというのが「短いひとこと」。そろそろ上位との対決が始まるが、守備の一応の整備をしたこのチームがどこまで通用するのだろうか? 茂庭・エバウドの投入も含めて、もう一度守備の見直しをせざるを得ない中、相変わらず機能しない攻撃がどうなっていくのか、まだまだ不安で一杯なのである。ワンチョペのスタメンや馬場との併用も一つのテーマとなるのだろうけれど…

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April 15, 2007

大分 0-0 東京 見てない厄病神のつぶやき

 何とか勝ち点1を取って、残留へ前進したのかもしれない。
 見てないで無責任なことを言うのは卑怯かもしれないが、優勝争いをして、観客数を増やし、経営基盤を安定させたいという点では、マイナスとなる試合だったのだろう。
 あれだけの選手を活かしきれずに、この体たらくというのは、もちろんゴール裏等のサポーター(負けても、バスを囲んだり、ペットボトルを投げ込んだりする連中とは違うというプライドの高さを理解しているつもりである)のせいではないし、フロントのせいでもないと思う。やはりチーム作りの遅れがあり、それをケガ人のせいにもできるかもしれないが、穴を埋めている藤山や栗澤の貢献には頭が下がるいっぽうで、やっぱりこのチームの最大の弱点は監督であると思うのである。平山だって、昨年は少ない出場時間の中で2点を取って勝利に貢献している。たぶん、昨年「本命」監督に断られ、選手が出て行くのを引き止めるための手段だったのだと邪推するが、そろそろ1/4に差し掛かるとき、優勝争いの可能性を考えるべきときが来ているのだと思う。さすがに、「誰でもいい」とまでは言わないけれどね…
 この人のように国立行って、台湾行って、大分にも行きたかったなあ(台湾のみ)…

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April 14, 2007

東京 2-1 磐田(4月11日)疫病神のつぶやき

 MXの録画で見た。
 この試合は浅利と馬場が期待に応えていいプレーを見せたが、残念ながらワンチョペや平山の登場機会はなかった。馬場は起用して当然というでき。徳永・金沢・栗澤・ルーカスもよかった。でも、交代選手がもう少し特徴を出すべき。
 これで東京はナビスコも含めてホーム1勝4敗、アウェイ2勝1分1敗ということになったが、私が現場で見た試合はホーム4敗、アウェイ1敗なのである。全く困ったものである。明日の大分アウェイは欠場するので、勝てるかもしれない。もっとも、ファン如きがどんなにゲンをかついでも、勝てないときには勝てないということは、99年の後半戦で嫌というほど経験した。当時はヒゲを剃らなかったり、靴や服装やマフラーの結び方や交通機関や座席を変えたり、実にいろいろなことをしたけれど、全くダメ。これは当時の勝敗の記録を見ただけでも想像できるのではないかと思うほどである。
 いずれにしろ、ここ数試合で程度勝ち点を稼いで上位と引き離されないようにし、いっぽうで今後の上位との対決に備えた試合内容をも、求めていかなければならないのである。ちなみに、オリンピック代表が欠場する中、赤嶺を求める声が多いようだが、それには賛成である。
 ところで、最近思うことは、CBがときどきSBと入れ替わり、攻撃参加をするというのが「あり」ではないかということである。個人的には草サッカーではずっとSBをやっていたが、たまたまCBをやったときに、草とはいえ運動量の違いに驚いた。だから、徳永と伊野波とが、一方は残って休み、体力を回復したもう一方が、かわりばんこに攻撃参加する「二段サイドバック」というのも、相手の中盤のサイドの選手には脅威かもしれない。うまくいけば「セクシーフットボール」だが、「リスキーフットボール」でもあるかもね。

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April 07, 2007

東京 1-3 新潟 私ら厄病神なんですかね?

 スタジアムに着いたのは、後半になってからだった、外周を歩いていたら、伊野波がうなだれていた。直後に新潟のPKが決まって0-2で10人になった。それから徳永と塩田のコンビが合わずに3点目を取られ、10人で反撃するも焼け石に水。未だホーム未勝利、生で勝ち試合を見ていない人多し。「私らが見ると、勝てないんですが、疫病神なんでしょうか?」 じゃ、行かなければ勝てるのでしょうかねえ…
 最も悲しいことは、味方同士に信頼感がないこと。石川が突破し、ワンチョペとルーカスが中にいるのに訳の分からないシュートを撃ってふかした場面など、最大の脱力もの。その他、信じて走っているという場面も無く、攻撃になってもディフェンスラインの押し上げもない「2ライン」なのである。
 じゃ、悪いのは石川? 福西? そうではない。フロント? それも違うと思う。ゴール裏? 全然違う。味方が信じられなくなったら、そういう選手を併用する人が悪い。それだけだ。僕は「俺の東京」といえるほど偉くないけれど、入場者数を見ても、魅力あるはずの「俺たちの東京」が壊れつつあるのは明らかだ。後半途中からしか見ていない人間に言う資格があるかどうかは分からないけれど、もう倉又さんあたりでもいいと思う。仮に選手同士で解決できるのであれば、いっそのこと栗澤あたりを監督兼任にしておいたほうが、まだましである。解任でなく辞任のほうが、本人のためにもいいと思うのである。そろそろ選手紹介の最後の人のところでブーイングがあってもいい頃。個人的にはそうするつもりだが、しばらくホームのキックオフには間に合いそうもないのである。
 という訳で、フテ寝するしかないよね。ったく!
 この水曜に台湾への出張が入り、国立の磐田戦が見られないだが、厄病神であることが証明されてしまうのかどうか…  

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April 04, 2007

サンドロさん

 ゴールデンウイークに、ベルリンからちょっとだけポーランドに行こうと思っている。そういえば、サンドロさん(Sandro Chaves de Assis Rosa)が、大分からポーランドのポゴン・シュチェチン(Pogoń Szczecin)に移籍していた(20056月)ことを思い出した。
 そこで、調べてみた。
シュチェチンはドイツ(旧東ドイツ)国境に近く、ベルリンから日帰りが可能なほどだそうだ。ホームゲームがあったら最高だ!
 でも、もう少し調べたところ、ポーランド語なんて読める訳もないのだが、彼は残念ながら1シーズンでブラジルに帰ってしまったようだ。ポーランド、特にボゴンに対しては人種差別的な動きもあったようであるので、彼も馴染むのがなかなか難しかったのかもしれない。
 その1 その2(得点しているが、途中交代。交代者が多いので練習試合?) その3 その4 その5

 さて、サンドロといえば、98年の東京ガスJFL優勝、99年のJ1への昇格とJ2ながらナビスコベスト4、00年のJ1での「東京旋風」への貢献が極めて大きかった。ブラジル人はアマラオばかりが注目されがちだが、これらはサンドロあってのものだったということも、忘れてはならない。彼は、CBというポジションで、激しいプレーをしながら、イエローも少なく、ほとんどフルタイム出場していたのである。上記のリンクで彼の姿を見ると胸が熱くなってくる。そういえばアウェイの大分戦の後では、東京側に挨拶に来てくれたのであった。
 彼は日本語も堪能なので、またいつか日本に戻ってきて欲しい。日本サッカー協会は、日本サッカーとともに成長した彼を、特別表彰するぐらいのことがあってもおかしくないと思うし、僕らは彼に対する感謝の念を忘れてはならない。

 ところで、今年の東京のCB陣は、サンドロの代わりを徳永、名コンビだった小峯の代わりを藤山が務めているかのように見える。そう考えると何だか微笑ましく思えるが、こんなことは言ってはいけないかもしれないけれど、もしもエバウドが帰って来ないのであれば、半年間だけでもいいから、ちょっと助けに来てくれないものかと思ってしまうのである。

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大分 0-1 東京 MX様々

 栗澤や川口の頑張り、梶山や金沢のボールさばき、ノリオや伊野波の積極性、徳永・藤山の踏ん張りに、ルーカスの1得点で何とか勝ち点を手にすることができたようだ。交代出場の馬場やワンチョペ(絶妙のラストパスもあった)も燃えていたし、塩田も安定していた。あとは今野のボール奪取力が出てなかったのが気がかり。宮沢にやられなくてよかった。

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April 01, 2007

柏 2-0 東京 チーム作りの差

 あれだけのメンバーで、問題意識を感じながらやっていて、シュート6本で終わるのは、選手だけの責任ではないだろう。確かに石川の不出来、奮闘していた栗澤に代ったのが試合を作れる馬場ではなく川口だったというのには、ひどくげんなりしたけれど、それでもあそこまでチームとして機能しないというのはよく分からない。
 残留ではなく上位を狙うとなれば、戦術に選手をあてはめ、控えになれば力が落ちるチームを目指すことはないだろう。むしろ、戦術はあっても、選手によって変ってくる部分があり、いろいろなパターンがあるチームのはずだ。そうなると、コンビネーションの熟成に時間がかかるということもあるのだろう。でも、現状を見ていると、時間をかければうまく行くと楽観もし難いし、今後も含めて効果のあるバリエーションが増えるという点にも疑問を感じる。早期のトップ会談も要るのかもしれない。
 守備陣についてはエバウドが帰ってきてなじむのか、茂庭の復帰はいつなのか、何で金沢を使わないのか(体調? でも、彼の代役が本当にノリオなのか)、八田は増嶋以下なのかといった問題もあるが、何とかやりくりをしているといえないこともない。でも、問題はゴールの匂いが全くしないことなのである。少なくとも今年の初期のチーム作りには失敗したといえる。
 不出来は石川以外にパスミスの多かった伊野波や、なぜか消えてる今野、ノリオなんて人々もいたが、藤山・徳永・栗澤あたりはそれなりの奮闘をしているのであった。当面、勝ち点は「1でもいいから拾うもの」であり、一人ずつ奮闘できる人が増えてくることを祈るしかないのだろう。

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