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August 13, 2006

浦和 4-0 東京 目指すものが違った(8月12日)

 前半の失点以降、パスがよくまわって東京ペースの悪くない時間帯があった。伊野波の退場後もしばらくはそうだったといってもよい。ただ、最後のところが梶山のミドルだけ。なお、2点目を取られてからはギャンブルをしたから、最終的な4失点というのはあまり関係ない。
 さて、前線からプレスをかけ、奪ったら個人技勝負という昨年までのサッカーは、引いて守る相手を崩せないという壁にあたり、もはや限界だという感は私も強く持っていた。そして、選手の個人としての幅を広げるためにも外国人監督がいいと思っていたし、コミュニケーションの問題を克服することが、選手の成長にも必要だと思っていた。その限界を超えるために、細かいパスワークで崩すサッカーを取り入れようとしていると思うのだが、まず、現在のメンバーがもともとそういうサッカーに慣れていないという問題があり、ガーロのサッカーを選手が表現できずにいるという点が一つ。ともかく無理につないで取られるシーンが多く、中途半端に攻めてはカウンターを食らうという展開が続いている。また、攻撃側のゴール近くでも、落ち着いてキープすべきところで、可能性の低いワンタッチが多いようだ。ディフェンスも、常にベストなポジションを心がけているようには思えない。いろいろ述べたけれど、最大の問題点は目指すべきサッカーそのものにあるのではなく、致命的な動き出しの遅さなど、戦術の徹底と選手の意識にあることばかりであるようだ。できることとやるべきこととの、折り合いもついていないのだと思う。だから、怪我人も多いが、誰が出てきてもそうは変わらないだろう。
 そして、オシムの日本代表を見ていると、東京にパスワークを加味することは必要だが、彼の目指すサッカーの細部までが、私がどこまで分かっているかどうかは別として、日本人に合っているのかということには疑問も沸いてきた。しかし、現状はそれ以前の問題。局面局面でどうすべきかの意思統一すらないようだ。
 昨年もそんな感じのときがあったが、しばらくは悪いときをじっくり経験するしかないのだと思う。皆悲鳴を上げているとは思うけれど、チーム経営的にも我慢できないときが来ると思うので…

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