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July 17, 2006

ワールドカップ雑感その20

 フランス 3-1 スペイン
 ベスト8をかけた戦いだったが、実は今日まで見てなかった。まずはスペインがPKで先制。テュラムの足が引っかかってしまったようだ。日本もそうだが、決定力のないチームはひたすらペナルティエリアで勝負する、又はそこでキープすることを考えるというのも一つの戦術なのではないかと思った。しかしながら、スペインはフランスのリベリのライン裏への抜け出しから、前半のうちに追いつかれてしまう。
 これはまずいと思ったのか、スペインは後半開始からホアキンとルイス・ガルシアを投入。結果的にはラウルのワールドカップが、これで終わることになる(さすがに次はないよな)。ホアキンのドリブル突破は相変わらず気持ちがいいが、勝ち越すことができない。そして、後半も押し迫った頃、フランス右サイドからのフリーキック。スペインの選手がニアでヘッドでクリアしようとしたが、ファーサイドのビエラに渡ってヘッドで決められる。
 フランスは逃げ切りを図りたいが、もし同点にされたら困るということもあってか、ジダンは代えられずにアンリをウィルトールに代えるだけ。そんなロスタイム、総攻撃をかけたスペインの裏をかいてジダンがダメ押しとなる3点目。これで試合は決まった。
 ジダンはこの日もイエローをもらっており、予選から数えて3枚目。相手の足を払っているが、決勝のレッドの前兆といえるものではなかったのだろう。

 ポルトガル 0-0(PK3-1) イングランド
 ワントップというのは、スペインサッカー等でよく用いられ、決して守備的な戦術ではないはずだが、トップが機能しないと退屈な守り合いになるという実例のような試合だったように思う。戦犯はパウレタと、脳ミソの足りないルーニーということか? ベッカムが負傷交代したのは「飛び道具」を欠くという意味で不運だったが、ルーニーの退場は当然。仮に主審が女でも理解してもらいたいと思う。あれは痛いよ。でも、イングランドには、ファーディナンド・テリー・ジェラード・ランパードといった献身的な素晴らしいプレーヤーがいることは初めて知った。イングランドのサッカーはラグビーに近く、ヘタなヤツしかいないと思っていたのは間違いであることが分かったのだった(ちょっと極端な表現だけど)。クラウチをトップに入れて綺麗なスリーライン、4-4-1で引いて守り通したが、仕方がなかったのだろう。
 ポルトガルも引いたイングランドを攻めきれず、いかにも決定力不足のチームらしく延長まで0-0で終えた。PKでも相変わらず「決定力不足」を見せたが、GKリカルドがそれを上回っていたということなのだろう。イングランドもジェラード・ランパードのように、試合で活躍した選手が決められなかったのは可愛そうなことであった。
 さて、クリスチャーノ・ロナウドはこの試合以降「悪役」となったが、対チームメイトも含めて、謝るべきはルーニーである。イングランドは献身的でフェアな大人の選手が多い中で、ベッカムやルーニーを、きちんと躾けることができなかったのが、ここぞというときに退場者を出しては勝てない原因なのだと理解したのであった。

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