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December 11, 2005

東京 0-2 浦和 哀しい終局と明日の始まり (12月10日)

 東京はジャーンが欠場で代わりに藤山が入り、加地が右。いい立ち上がりをしていたが、失点は右サイドで加地と藤山が2対1で挟んだのに早いクロスを上げられ、ポジション取りのところで軽く弾かれた(抗議もしていなかったし、ファウルといえるほどではなかったのかもしれない)茂庭がタイミングを崩し、マリッチにゴールを許す。逆に東京はチャンスに決めきれないまま前半を終了。後半開始直後もノリオの決定的なパスに、栗澤はファーストタッチがうまくいかずにシュートをGKに当てる。
 その後、浦和は味方同士の衝突でGK都築が負傷し、山岸に交代。いっぽう東京は前半から八面六腑の活躍だった今野が負傷して交代。そのとき、浦和のカウンターで山田が左サイドを抜け出した。土肥は茂庭に行けと指示を出したが、茂庭は中をカバーしようとしていたようで、対応が遅れ、山田はそのままシュート、これが決まって2点目。ワールドカップの組み合わせも決まり、たぶん高さと強さのあるオーストラリアとクロアチアには、宮本を入れるのではなく茂庭を入れたいところ。しかも4バック(CB2人)にすべきだと日頃から主張するからこそ、茂庭にはもっともっと成長してもらいたいのである。
 さて、2点目を入れられる前から栗澤に代えて宮沢を投入し、長いボールを入れたのだが、引き気味の浦和のDF陣が中で競り勝ち、攻撃が単調になっていた。そして結局今野は文丈に交代、更には足をひきずっていた加地ではなく、金沢に代えて近藤佑を入れて3バックにし(?)、それなのに藤山はまるで4バックの左サイドバックに移ったかのように攻撃参加したのだが、結局1点も取れなかった。
 「ササシステム」は完成せず、結局攻撃の最後のところでのイメージが見えなかった。ジェフに4連敗はしなかったものの、浦和には3連敗してしまった。その意味では非常に悔しい1年だった。残念ながら、チーム作りとしても完全に浦和より後手を引いていると言わざるをえず、「攻撃サッカー」は完成どころか中途挫折のまま、次年度は監督が交代する。ルーカスも退団という説もあり、この点はよく分からないが、いずれにしろ強力な外国人2トップを置いたサッカーとなる可能性もあり、監督もブラジル人ではないかとも言われている。
 この4年間はナビスコも取ったし、「苦手」に勝ったり大量点の試合もあったりと楽しいことが多かった。明るい監督に育てられて、若手も成長してきた。特に馬場と梶山は来年が楽しみだ。だが、FC東京はここらで新しい一歩を踏み出し、進んでいかなければならないのだと思う。そう簡単には行かないことも多いだろうけれど、変化も必要であることは、大熊退任のときには理解ができなかったが、今回は十分に理解できているような気がする。
 当然、選手やスタッフではない我々がやれることなど限られているが、「東すか」をやるメンバーはそれなりに、ボランティアの人はその活動など、それぞれの立場でやれることをやればいい。ただ、もっと友人を誘って4万人近い人が入るようなことが、Sosio各自に残された宿題なのかもしれない。
 とはいいつつも、昔の仲間と集まって飲みたい気持ちもあり、まだ具体的な計画もないけれども、「ファンの集い」には顔を出してしまうかも。
 ところで、天皇杯の愛媛については、無責任な発言かもしれないが、「学校の体育の先生みたいな人たちが天皇杯を運営すると、こんなことになる」というような惨状だった。だからこそ、次は埼玉に参上して「ざまあみろ」と言いたかっただけに残念だ。特にスタジアム往復の足の悪さには目を覆った。「松山市駅からスタジアムまで、約40分」とあったが、ざっと行きは約1時間、帰りは約90分。バスを待つ地元の一般客まで満員で「乗車拒否」にあい、途方にくれていた。8千人の入場規模でこのざまなのである。主催者が違うとはいえ、来年のJ2の運営にも疑問符がついたといわざるを得ない。もっとも、協会やチームだけで解決できないこともあり、結局は街のインフラということが重要なのだろう。「試合前につき、地域では車両通行止め」ということができればある意味痛快だが、そうも行かないだろうし。
 まあ、ちょっと前に行った甲府でもそういう点があったが、「田舎車社会」には限界がある。公共交通(≒鉄道)で大量輸送ができないスタジアムは、大勢(2万以上といったところか)の観衆をまともに入れることは困難であり、現状のJでは、それ以上の規模がないと、入場収入が不足することが人件費確保等に影響するので、ずっと残留し続けることは難しいのだと思う。柏についても、この点をどうするのかということが、暗い影を落とし続けてきたのではないだろうか?

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Comments

先日の愛媛の試合1700人でも渋滞してました・・・
四国ダービーは1万人入るらしいので
どうなる事やら・・・

Posted by: ざがろ | December 16, 2005 at 01:08 AM

 コメントありがとうございます。
 愛媛は、来年のJ2のテスト用に使われた感じです。
なにも東京と浦和の試合でテストしなくともいいと思うのですが…
 来年も、まあ、仙台あたりが「ヤマ」となる試合にならない限り、こんなに道が渋滞することは
ないかもしれません。いっそのこと、そういう試合の日は駐車場を閉鎖して、公共交通だけに
すればいいと思いますが、こういうことをイ○カの人に言うと、かなり怒られることなのかも
しれませんね。

Posted by: Mendoza | December 14, 2005 at 10:49 PM

遠征お疲れ様でした。
愛媛のインフラ問題あり過ぎですね。

来年も宜しくお願いします。

Posted by: ざがろ | December 11, 2005 at 10:59 PM

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