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October 23, 2005

東京 2-1 ヴェルディ いい終わり方をした (10月22日)

 梶山、右アウト、奴らしく技巧的、勢いはないがキーパーは追いつけないかも、あっ、ポストに当たった、入るんじゃないか? ゴールだ! シュートを打ってから決まるまでの短い時間に、一気に大量の情報が頭の中を流れることがときどきあるが、そんな感じのゴールだった。「走馬灯のように」っていう感覚に近いかもしれない。私はもちろん、多くの観衆も、おそらくピッチ上の22人も、監督2人も、審判だって、前半はこのまま1-0で終了すると思っていただろうから、あの得点は本当に大きかった。
 試合はヴェルディの東京戦ゴールシーン(決めたのは、「今は亡き」エジムンドと三浦アツばかりだった)や、「ヴェルディ川崎」の歌の後、始まる。キックオフ直後から東京のプレスが効き、ほとんど相手陣内で攻撃。ベルディの両サイドバックの裏を戸田、阿部、ときに今野、金沢あたりが突いていく。梶山も中盤でボールを奪い、いい感じだった。
 こういうときほど「好事魔多し」ということなのかもしれない。ベルディの左サイドにボールが出て、戸田と藤山の間から、(相馬から)中央へクロス。GKと競り合ったが、森本が先に(実際には土肥のパンチングした)ボールに触れて先制される。イヤな流れだ。
 東京は左サイドの攻撃が冴えるが、ルーカスが不調で、前線では阿部が必死でボールをキープしようとしている。馬場も戸田に厳しくマークされたためか、あまり攻撃に絡めない。それでもボールを支配して1-1で前半を終了できたのは大きかった。
 後半も東京が攻勢をかけるが、いいシュートは少なく、逆に平野のバーを叩く強烈なミドルや、ワシントンがGKと一対一になるシーン、交代出場の町田が右サイドをフリーで抜けて行くときなどもあり、結構胃の痛くなる内容だった。いっぽう、藤山のクロスが流れたときには、J1初得点の最大のチャンスを逸したと思ったのだった。これが間違ってゴールに入るというのが、私の予想。これがヴェルディ戦の決勝点だったら、後世まで語られるゴールだっただろう。
 さて、イマイチだった戸田をノリオに代えたがあまり効果はなく、この日はブレーキだったルーカスもササと交代、そして、惜しいシュートを打った馬場を栗澤に代えたときには、彼の新人王のための全試合出場のためということで、監督も引分けを覚悟したのだな、でも、阿部と代えてもと思っていた。しかし、ロスタイム、右サイドの角度のないところから右足でササが決めたパスを出したのは栗澤だった。ゴール裏の2階(ピッチが正方形に見える)から見ていて、よく分からなかったのだが、ニアをぶち抜いた。ヴェルディのGKとDFはその場に寝転んでしまった。結局そのまま2-1で終了。「引分けかと思いきや」という展開は、「希望的観測」通りだった。
 ワシントン完封、森本にも失点シーン以外ではほとんど何もさせなかったCB、特に茂庭の健闘が光った。梶山も中盤で効果的にボールを奪取していたが、これが次のガンバ等、他のチーム相手でどこまでできるかは見物である。また、先発に復帰した金沢は全体に安定感をもたらした。いっぽう、よくなかったのは阿部・戸田・ルーカスの前3人であったと思うが、ササを先発で使うことも含めて、残留をほぼ決定づけてこれから上位との対決が続く中、メンバー構成は楽しみでもある。目指していたサッカーはどんなものだったのか、回答となるような試合を望みたいところだ。
 試合が終わってから、スタジアムでもらったプログラムを読み、調布駅の売店で「エル・ゴラッソ」も買った。
 さて、来年はこのスタジアムのアウェイ席で試合を見ることがあるのだろうか? (あえてダービーという用語は使用しなかった)

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