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January 08, 2005

物持ち

 暮れにダウンジャケットを買い換えた。前のは、何と80~81年の冬に買ったSierra Designsのだった。23シーズン使ったことになる。ときどき袖口から少し羽毛が出てきたり、外付けのポケットが外れかけたりしていたが、実用には支障がなかったので、着続けていた。20代・30代を共に過ごしたものが、姿を消したことになる。モノに対して感傷的な表現はしたくないが、「ご苦労様」と言いたくなる気持ちはある。ヘンに物持ちが良すぎるだけなのかも。そういえば、昨年は12年着用したオーバーを買い換えたのだった。
 今度買ったのは、North Faceのありきたりのやつだが、仮にこれを23年着たとすると、私は何と60代の後半まで、毎冬この服を着て過ごすことになる。ううむ。60代の自分がこれを着ている姿は想像できないが、学生のときと違ってこういう服を着るのは休日に限られるため、使用頻度は低くなるし、激しい動きも減るだろうから、前のものと同等以上に長持ちしそうでもあり、これが「中年を共に過ごす服」になる可能性はじゅうぶんにある。
 さて、一般論としても、青春時代を共に過ごしたオーディオとか車とかアウトドアグッズとか、人によっていろいろな愛着のある品があるのだと思う。ただ、趣味や生活を充実させるためには、陳腐になったモノを引きずるのもつまらないのだろう。来るべきそれらとの「別れ」を「円満」なものにするためには、そういうモノを愛用する自分の写真でも撮っておけば、そのモノへの「供養」ともなり、ことが円滑に進み、新たな楽しい出会いも増えるのかもしれない。あとは財布との相談だ。
 スーツやコート、特に冬物は5年ぐらいが「耐用年数」であり、毎年少しずつ買い換えて行くというのが「固定資産管理」の手法なんだろうけれど、ときどき手を抜くと、次の年には複数の「資産」を取得しなければならなくなるため、一つ一つが納得できない質のものになり下がることがある。そうなると価格だけの問題ではなくなる。それとともに、体形を変えないことも重要であるな。少しずつ太ってきているのだが、そろそろ打ち止めにする一年にしないとな。さらに、その昔、チェックのCPOジャケットを買ったときには、デザインが陳腐化して、3年と着る気が起こらなかった。いまや、流行を気にすることもあまりなくなったが、流行遅れは気になるときもあるかもしれない。
 基本的には、買い物に時間をかけるのは嫌いなのだが、物持ちがよくなるようなモノとの出会いを求めて、「ときには」と思う今日この頃。


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